こんにちは、飯田です。
昨日の記事(その274)、
Vegasがフリーズするときのチェックポイント・その1にて、
グラフィックドライバを最新版に更新することについても
お話ししました。
但しこれは、
腕に自信のある方のみで、
そうではない方は
敢えて行う必要は無いとお話ししましたね。
その理由は、
メーカー製PCの場合には、
迂闊に行うと、
PCに不具合が生じる可能性があるからなのです。
貴方がお使いのPCに備わっている、
グラフィックチップの種類は、
Vegas Proの
『オプション』→『ユーザー設定』→『ビデオ』タブから
確認できましたが、
そもそもパソコンの構成要素ですから、
Windowsからも確認できます。
まず、
コントロールパネルを開きます。
もしもこのときに、
上図のように「カテゴリ」表示であった場合には、
表示方法を「大きいアイコン」に変更して下さい。
すると、
表示が変わりますので、
この中の『デバイスマネージャー』を
クリックして開きます。
デバイスマネージャーの中にある、
ディスプレイアダプターを
ダブルクリックします。
PCに搭載されている
グラフィックチップが表示されます。
今の手順は
何方でも解る方法だと思いますが、
もっと端的に表示させる方法もあります。
左手で『Windows』キーを押しながら、
右手で『X』を押すのです。
すると、
下図の表示が貴方のPC画面に表示されますので、
この一覧の中から
『デバイスマネージャー』をクリックするのです。
今まさに、
貴方は拙ブログをお読みだと思いますが、
拙ブログのページを開いているままで構いませんので、
キーボードから、
左手の指で『Windows』キーを押しつつ、
右手の指で、『X』キーを、
ポンッと押してみて下さい。
ねっ、
この画面が表示されるでしょう!
ちなみに、
このような操作のことを、
ショートカットキー操作と言います。
そして、
「どのキー」と「どのキー」を押すのかを、
文字で記すと
今回の場合では、
『Windows』+『X』 と記述されるのです。
この『Windows』+『X』は、
とても便利なショートカットキーですので、
是非覚えておいて下さいませ。
ところで、
今日の本題に入ります。
拙ブログを丹念に読み込んで下さる貴方は、
Vegasに関する知識だけでは無くて、
PC全般に関するリテラシーが高くなっているはずです。
なぜならば、
専門用語を極力使っていないからですし、
結論だけを記すのでは無くて、
なるべく筋道が解るように記しているブログだからです。
とすると、
ご自分のPCのグラフィックドライバを
最新のものに更新したいとお考えになる、
チャレンジャーな方もいらっしゃるのでは無いかと
思ったのです。
そこで、
転ばぬ先の杖のために、
今回の補足を記しています。
通常であれば、
お使いのグラフィックチップを確認したら、
そのグラフィックチップメーカーのHPから、
最新版のドライバをダウンロードして
ドライバを更新しますよね。
ところが、
この手順が当てはまらない場合があるのです!
貴方がお使いのPCのメーカーは
どちらでしょうか?
SONY社のVAIOでしょうか?
VAIO社のVAIOでしょうか?
それとも、
富士通、NEC、東芝でしょうか?
更に見ていくと、
エプソンダイレクト、DELL、HP、
イイヤマ、ASUSなども
ありますし、
PCパーツショップの、
オリジナルブランドなどもありますね。
ドスパラ、パソコン工房、マウスコンピュータ等です。
グラフィックドライバに限らず、
ドライバの更新に、
注意をしなければいけないメーカがあるのです。
それは、
SONY社のPCであるVAIOと、
VAIO社のPCであるVAIOと、
富士通、NEC、東芝のPCです。
上記の5社のPCについては、
ノートPCであれデスクトップPCであれ、
グラフィックドライバの更新については、
必ずPCメーカーのサポートページを確認して、
必要があったらドライバの更新をして下さい。
上記5つのメーカー製PCの場合には、
グラフィックチップメーカーのHPにあるドライバを
(基本的には)適用してはいけません。
なぜならば、
グラフィックチップメーカーの
オリジナルドライバに対して、
何らかのチューンを行っている場合があるからです。
ですので、
そのチューンしたグラフィックドライバで
きちんと動くように設計されていますから、
たとえメーカーオリジナルのものであったとしても、
不具合を起す可能性があるからです。
とくに、
SONY社、VAIO社のVAIOは、
グラフィックドライバがチューンされていますので、
絶対にグラフィックチップメーカーのドライバを
適用してはなりません。
とくにお気を付け下さい。
それ以外のメーカーのPCは、
基本的にパーツを組み立てているだけなので、
そこに使うドライバは、
グラフィックチップメーカーのHPから
最新版をダウンロードしてお使いになっても大丈夫です。
因みにですが、
現在のグラフィックチップメーカーは、
全世界で2社しかありません。
nVidia社と
https://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
AMD社です。
https://www.amd.com/ja/support
お疲れ様でした。
今回はここまでとします。
山梨の飯田拝
追伸1:
ソニーストア様で行っている
イイダのワークショプ日程が決まりましたので、
事前にお伝えしておきます。
なお、
このワークショップは参加無料です。
ワークショップの1部の終了から、
2部の開始までの時間は
質疑応答の時間としています。
普段のVegas編集で、
疑問に思っていることや、
ご質問がありましたら、
その場でお答えしています。
ご興味のある方は、
ご質問を携えて、
ワークショップにお越し下さいませ。
【10月ワークショップ】
10月27日(土):ソニーストア名古屋様
第1部:13:30~14:30
第2部:15:30~16:30
10月28日(日):ソニーストア大阪様
第1部:11:10~12:10
第2部:12:30~13:30
内容はソニーストア名古屋様・大阪様共に
同じ内容です。
第1部:Vegas Proを使った動画編集入門
第2部:Vegas Proによる動画編集応用編
マルチ編集機能の使い方とそマルチ編集後の修正方法について
ワークショップの定数は、
ソニーストア名古屋様が10席、
ソニーストア大阪様が15席となります。
ご予約無しでも聴講いただけますが、
満席の場合には立ち見となります。
先月の名古屋ワークショップでは、
事前のお申し込み人数が、
1部:2名、2部4名だったのですが、
実際に開始時間になりましたら、
1部・2部共にご用意した椅子は全て埋まり、
更には立ち見でご聴講いただきました。
そこで出来ることであれば、
事前にワークショップのお申し込みをお勧めいたします。
事前にお席を確保することが出来るからです。
10月27日(土)の
ソニーストア名古屋様・イベント告知ページ
https://www.sony.jp/store/retail/nagoya/index.html
10月27日(土)の名古屋ワークショップお申し込みページ
1部:https://bit.ly/2Ixp8dk
2部:https://bit.ly/2zLHYL3
ソニーストア大阪様・イベント告知ページ
https://www.sony.jp/store/retail/osaka/index.html
10月28日(日)の大阪ワークショップお申し込みページ
1部:https://bit.ly/2BlMvBx
2部:https://bit.ly/2N7Pza1
【11月ワークショップ】
11月24日(土):ソニーストア名古屋様
第1部:13:30~14:30
第2部:15:30~16:30
11月25日(日):ソニーストア大阪様
第1部:11:10~12:10
第2部:12:30~13:30
【12月ワークショップ】
12月22日(土):ソニーストア名古屋様
第1部:13:30~14:30
第2部:15:30~16:30
12月23日(日):ソニーストア大阪様
第1部:11:10~12:10
第2部:12:30~13:30
11月と12月のワークショップ内容は、
名古屋・大阪共に同一内容となり、
1部はVegas Proによる動画編集入門編、
2部はVegas Proによる動画編集応用編です。
11月と12月の動画編集応用編の内容ですが、
下記の幾つかのテーマを考えています。
1,『音の収録』と『音の編集方法』について
2,s-Log撮影の方法とs-Log編集の手順について
3,色の調整方法(カラーコレクション)について
4,Vegas Pro16に搭載されたモーショントラッキングについて
5,ディスク作成しないのにオーサリングソフトを使う理由とは
6,今後に考えついたテーマなどetc
応用編の内容は、
拙ブログのワークショップ開催案内にて
お知らせいたします。
VEGAS Proのソースネクスト公式の講師の「山梨の飯田」こと飯田和佳と申します。
約15年に渡ってソニーブランドの頃からVEGAS Proでの動画編集の講師に携わっております。
お気軽にご相談ください。もちろん内容によっては有料ですが。。。
ご興味ある方はパーソナルレッスンもご好評いただいておりますので
お問い合わせ下さい。